中小企業のオンライン・マーケティング:45回 「マルチスクリーン」対応の必需性~ スマートフォン利用状況より考える

中小企業のオンライン・マーケティング:45回 「マルチスクリーン」対応の必需性~ スマートフォン利用状況より考える

こんにちは、盛夏から最近のような梅雨の気候に逆戻りするのを「戻り梅雨」というらしいですね。
とにかく蒸し暑いですのでこういう時は気合入れて、早朝出勤前から連投エントリーで頑張ってみます。

さて、前回は”「マルチスクリーン」の現況、Google日本調査より考える”で、

“マルチスクリーン対応したオンラインマーケティング”のスタートを切ることでこれからの時代”リード層の発掘~見込客への導き”が可能になる、という事です。もちろんオンラインのみならず、オフラインビジネスやO2Oの場合もしかりです!!”

と括ってますが、今回はこれに加えてもはや携帯電話から入れ替わりモバイルの主役となったスマートフォンの利用状況からも、中小企業さらに言えばB2C企業だけでなくB2B企業でも、マルチスクリーン対応の準備を早めに開始する必要性をご理解いただければ幸甚です。

*マルチスクリーン:PC、タブレット、スマートフォン、携帯などのスクリーンのある複数デバイスをユーザーがTPOなど利用シーンにより使い分けしていること。

急速に成長する、スマートフォン・タブレット市場

MM総研によれば、2013年度以降の携帯電話出荷台数は2013年度:4,140万台、2014年度:4,270万台、2015年度:4,110万台、2016年度:4,290万台、2017年度:4,180万台と予測され、2014年中にはスマートフォン契約数はフィーチャーフォン(従来の携帯電話)と併せた中で過半数を占めるといわれています。(本当はグラフがあると良いんですが、、以下も含め作成割愛です、ご容赦くださいね)

またIDC Japanによると、2013年第一四半期でスマートフォン端末、タブレット端末、データコミュニケーション端末、PC)市場の総出荷台数は、前年同期比9.7%増の1,358万台。同四半期では、PC市場が前年同期比4.6%減のマイナス成長、スマートフォンも成長が大幅に鈍化したものの、タブレットの急成長があったため、トータルでは9.7%のプラス成長となったと発表。

このように国内モバイルデバイスの成長の牽引役はタブレットと分析してます。
(確かにiPadminiに始まりkindleやNexus7、Kobo、はたまたアキバのショップオリジナルなるタブレットも出現してWiFiモデルならメーカー再生品がなんと5千円台~という状況になってきてますので、裾野の広がりは頷けます。。)

スマホ・タブレット拡大でショッピング/購入方法も様変わり

Google、IPSOS、モバイルマーケティング協会/MMAのスマートフォン・ユーザー対象の行動・意識合同調査によると、

・スマートフォンでの商品やサービスの情報収集経験は:100%

・情報検索を行う場所は:自宅65%、外出先40%、インストア23%

・スマートフォンで情報収集した後、PCでオンライン購入するのは:28%、オフライン購入するのは:16%

・スマートフォンでの商品やサービスの購入経験は:39%、その内過去1か月以内での購入経験者は:59%

スマートフォンでの情報収集の結果にともなう行動として、

・ショップ・企業などに問い合わせ:50%(内、場所確認:44%、直接電話:17%)

・訪問(オフライン+オンライン):57%(内、オフライン:42%、オンライン:38%)

・情報共有(発信):26%(レビュー閲覧・作成:24%、他ユーザーへ推薦:6%)

・商品・サービスを購入:26%(オフライン:21%、オンライン12%)

このようにスマートフォンでの情報収集はオンライン、オフライン共に併せたチャネル購入へとつながり、スマートフォン自体も購入=ラストクリックを促す有効なデバイスであることが伺えます。上記結果だけで結論付けるのは、やや恣意的になってしまうのですが(本来ならクロスするなどより詳細の把握が必要だと思います)、ブログなので敢えて括ります。。

これまで、43回から続く「マルチスクリーン」対応について述べてますように、今企業では単純にスマートフォン・サイトがあれば事足りるという状況にはならず、ユーザーがどのようなシーン(時間や場所)において、どのような情報ニーズを持ち、どのデバイスでそれに呼応できるコンテンツ(アプリ含む)をいくつ用意するべきか、について現実的に議論を開始するタイミングであるということです。

また、そのためにどのように広告やSNSなどから流入を促し、どのようにコンバージョンを獲得できているのかを、事後の解析で把握するべきなのは、言うまでもありません。

再三のメッセージングとなってますがご理解いただけましたでしょうか?
今回も乱文にお付き合いいただきありがとうございます。
それでは次回またお会いしましょう。

投稿者: nakasone@gold-planning.co.jp

執筆者:株式会社ゴールドプランニング/中曽根が、中小企業のオンラインマーケティングへの"Hot Insights"を不定期発信してます。