中小企業のオンライン・マーケティング:52回 モバイル制覇がマーケティング勝者になり得るか?成果につながる顧客接点、その瞬間とはー1

SONE-BLO 第52回 モバイルマーケティング
SONE-BLO 第52回

 

こんにちは、というよりご無沙汰しております。

サーバーお引越しの都合で仮に移設してお届けします。

さらに、不定期アップロードもここまでくると怠けているとしか言いようがありません。また否定もいたしません。。

さて、今回より新シリーズ「モバイル制覇がマーケティング勝者になり得るか?成果につながる顧客接点、その瞬間とは」となんとも大袈裟なタイトルで、お付き合いいただきます。
ネットマーケティングの先駆USでの事情を含めながら、考察していきたいと思います。よろしくお願いします。

第52回エントリー:成果につながる顧客接点、その瞬間とは-1

かのGoogle社はこう言います。

Micro-Moments:Your Guide to Winningthe Shift to Mobile

Thanks to mobile, micro-moments can happen anytime, anywhere.
In those moments, consumers expect brands to address their needs with real-time relevance.

ここでいう、”Micro-Moments”こそが本シリーズのテーマ、”顧客の意思決定に関わるわずかな顧客接点とは何か、どう活用するのか”であります。

”消費者はかれらのニーズとブランドとの関連性をリアルタイムに期待している。携帯性に優れたモバイル環境のおかげて、貴重なわずかな顧客接点が発生しえる”(意訳)という事らしいですね。

 

 

さて、ここでいう”Micro-Moments”が実際どのように発生しているのかを、本エントリーで少しばかり覗いてみましょう。

まず、スマートフォンユーザーの2/3以上68%が、目覚めから15分以内にスマホで何らかの情報チェックしています。
またかれらの30%が、スマホを携帯していないと気になってしょうがないのです。*1

 

時代は確実に変化しつつあるようで、87%*2のユーザーは日夜スマホを携帯している訳で。
主婦も学生も社会人も、日常生活から学校情報、業務管理や新しいアイディアの発想源になるなど、いたる様々なライフシーンでこの小さなデバイス(環境)にある種依存しているといっても過言ではないですね。

 

また、その接触の仕方が顕著に変容してきているようです。
この小さなデバイス(環境)に1日で約150回*3も接触しているというのです。この内には能動的あるいは受動的なものも含まれていると思われますけど。

そして1日に3時間弱をデバイスと過ごし、ゲームやムービー、ミュージック、アプリなどダウンロードなど長時間のセッションは別としても、平均的で1分程度のセッションを何回も繰り返す*3という、スマホがある意味ライフパートナーとなってしまってきているのが現状なんですね。いまさら驚きはしませんが、調査結果を冷静に見るとなにか少し空恐ろしい気もしてきます。

 

例えば、学生、就業者、主婦などそれぞれにとって”3時間”ってとても大きな、大切な時間でもありますよね。朝晩の移動時間や休憩時間、、買い物、、家族の送り迎え、一日の終わりの癒し時間などなど、僅かな時間帯の積み重ねっていってもそこで”3時間”ってモバイルに費やす以外に何かできるとしたら、もしかしたら。。脱線しそうなので話を戻しましょう。(笑)

ここまでライフシーンは変容してきているということなんでしょうね。

 

では実際に消費者にとっての意思決定につながるこの瞬間とはどんなものなんでしょうか?
ここに消費現場での面白いデータがあります。

まずは、リアル店舗での消費行動の中から見てみると、
スマホユーザーの82%が、ショップで買い物をする際にスマホで何らかの情報を得ている。また彼らの91%が買い物の最中にスマホで情報チェックしている。*4ということらしい。
ユーザーにとってはなんとも頼もしい助っ人になりきってしまっているというのが現実のようですね。だから店員さんに近寄られると困る場合もあるわけですね(笑)。

 

次にウェブサイトでの消費行動では、
2014年アメリカのウェブサイトでは、モバイル(スマホがメイン)セッションのシェアが20%も増加。さらには平均滞在別セッションタイムが18%減少している*4

またさらに、セッションシェアが増加し滞在別セッションタイムが減少しているのにもかかわらず、モバイルユーザーのコンバージョン率(セッションから消費したユーザー割合)が29%も向上している!!とのこと。*5

 

今日の消費現場で起こってる消費者の意思決定の流れを考えると、顧客は以前よりもリアルショップから足が遠のき、さらにショップにおいてはある程度の購入前情報を得ていてもしかすると何らかの購入意思決定がほぼ完了していること。さらにはショッピング最中にも情報ニーズが芽生えているということ。

 

これらの現実を踏まえ、顧客がショップやECサイトを訪れる際には、
消費者は、購買ファネル(例AISAS:注目(Attention)興味(Interest)検索(Search)行動(Action)共有(Share))の途中で様々な意思決定をしています。

 

購買行動のファネルでは、モノにはじめて注目(Attention)し、興味(Interest)を持ち、購入前にGoogle、Yahoo!、twitter、口コミサイトなどで検索(Search)して調べて、購入行動(Action)を起こし、ブログやSNS、クチコミサイトなどに商品の感想やレビューを掲載して情報を共有(Share)する一連のプロセスになります。

 

例えば、ある人は検索の合間、メールマガジンから、SNS、ブログ、または買い物や会話中、はたまた旅行で色々見聞きしたタイミング、、こんな日常シーンのなかで、小さなスマホを介して数限りない多くの頻度で情報接触し、そして購買決定の旅をしているのです。それもモバイルで出会う僅かな瞬間の、その情報に接触する度に。

 

上記のように、モバイルと顧客の様々な接点は無数に点在し、かつ”Micro-Moments”(瞬間的なタイミング)になっています。モバイルとの貴重なコンタクトは今日のconsumer journy/消費者の購入意思決定の過程で、とても重要なタッチポイントになってきました。そしてどのポイントでコンバージョン/顧客転換してもらえるか、自社においてこれを見つけて、作り上げていくのが課題となるわけですね。
さてこの”Micro-Moments”みなさんどう対応しますか?

 

それでは以降の課題として、一緒に掘り下げましょうね。
お付き合いいただきましてありがとうございます。

それでは、また次回に、、不定期につきお許しを、、、

 


(参考引用)

Micro-Moments:Your Guide to Winning the Shift to Mobile/Google
*1. Google Consumer Surveys, August 2015, Smartphone Users, n=1,666.
*2. Mitek and Zogby Analytics, September 2014.
*3. Kleiner Perkins Caufield & Byers, 2013 Internet Trends Report.
*4. Consumers in the Micro-Moment, Google/Ipsos, U.S., March 2015, n=5,398, based on internet users.
*5. Google Analytics aggregated data, 2014–2015 for April 1–14, U.S.

投稿者: nakasone@gold-planning.co.jp

執筆者:株式会社ゴールドプランニング/中曽根が、中小企業のオンラインマーケティングへの"Hot Insights"を不定期発信してます。

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