中小企業のオンライン・マーケティング:54回 モバイル制覇がマーケティング勝者になり得るか?成果につながる顧客接点、その瞬間とはー3

こんにちは、中曽根です。
52回より、新シリーズ”モバイル制覇がマーケティング勝者になり得るか?成果につながる顧客接点、その瞬間とは”を始めました。

 

前回のハイライト———————-

モバイルマーケティングで成功するために、顧客接点となる”仕掛け作り”について、
そのポイントとなる秘訣を挙げてみます。ご参考ください。

1.自社ブランド・もしくはジャンルにて、最も多く検索されてるワードをチェックして、実際にスマホで検索してみましょう。
そこに自社の”仕掛け”はありましたか?その結果は相応しいでしょうか?

2.モバイルマーケティングの戦略において、消費者の目的はどの程度扱ってますか?
またデバイス間で消費者ニーズのギャップに気づいてますか?

3.購買ファネルにおいて、購入タイミングのみに仕掛けますか?
それとも、注目、興味、検索、購入、共有すべてのレンジで”仕掛け”を設置しますか?
また、それぞれのレンジにおいて背景に潜む消費者ニーズに従って、自社の戦略を調整していくことは可能ですか?

では、どの様にモバイル戦略を設計して実施しますか???
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前回は、ユーザーのcutomer journy/購買ファネルの途中で、様々な”仕掛け作り”が重要でしたね。
では、Google社資料・リサーチ等を参考に、その本髄をさらに掘り下げてみましょう!!

第54回エントリー 成果につながる顧客接点、その瞬間とはー3
テーマ:自社サイトはユーザーに役立ってますか?
ユーザーに役立つサイトになるために

 

って、いきなり面と向かって突き詰められると、一瞬戸惑いますよね(笑)
正直どうでしょうか?「正にその通り」、「まぁ、しいて言えば部分的にはあてはまる」、「そういえる場合といえない場合が共存してる」、「あまりそうは言えないなぁ」、「全くダメ、これからの課題」などなど、、各企業それぞれ事情を抱えていて色々なご返答をいただきそうです。。

 

さてでは、本題に入りましょう。

いままでのエントリーで考えてきた、ユーザーをオウンドメディア・ブランドへと誘うことのできる”僅かな瞬間/micro-moments”とは、いったいどんな瞬間???

 

ここにユーザーがアクションに起因する代表的な4つのタイミングを取り上げてみます。

  • ”それ”を知りたいと思う瞬間
  • ”そこ”に行ってみたいと思う瞬間
  •  ”それ”をやってみたい/使ってみたいと思う瞬間
  • ”それ”を買いたいと思う瞬間

”それ”=自社商品、サービスなど、”そこ”=自社商品の売り場、サービス提供場所など

これら4つの各タイミングにおいて、できれば全ての購買ファネルで、ユーザーにとって役に立つ情報を提供できているか否かが、モバイル・マーケティングの成否を分けてしまいます。
ユーザーがリアルタイムで探しているその瞬間にフォーカスした、”関連性の高い情報”を提供することで、ユーザーを自社サイト・アプリへと誘いエンゲージすることができるのです。

 

27717896280_0edb10082c_b Photo Credit: visitbasis via Compfight cc

 

データも見てみましょう。

51%のスマートフォンユーザーが、役立つ情報を提供しているサイトあるいはブランドから購入しているそうです。*1

また、逆に”もしユーザーに役立つ情報を提供していない場合”のネガティブな側面もデータで見てみましょう。

 

1. スマホユーザーのサイト・アプリへの再来訪は40%減少してしまう。*1
2. 今後その会社のブランドを購入すると答えたユーザーは28%減少 *1
3. スマホユーザーの29%はただちに他のサイト・アプリへ移動してしまう*1

 

さらには、ユーザーの欲しい情報がない、サイトの案内が不親切で直ぐに目的の情報に辿り着けない、などの場合は、たったの9%のユーザーしかモバイルサイト・アプリには留まってもらえず、直ぐに離脱してしまう。*1という、企業からすれば何とも恐ろしく・残酷な現実となってますね。。

 

また、オンラインユーザーの69%は、企業のサイトやオンライン広告でのメッセージのクォリティや、自分欲しい情報を得られるタイミング、また要求してるものへの関連性があるかないかがブランド認識に大いに影響を与える*2と明らかにされてるんですね。

さて、この調査データを鑑みて、今ではサイトを構築する際に事前に色々な準備過程が発生してます。
簡易アンケートやインタビュー調査に始まり、CJマップを作成までは良いですが、はたまた中小・ベンチャー企業が大企業と勘違いしてヒューリスティック分析に始まりCX、UX、UIDなどを高価を掛け外部委託してしまったりと、闇雲にウェブサイトへの投資を行っているところもあります。

私はCX、UX、UID肯定派なので、全く否定するつもりありません。限られた予算制約の中で懸命に遂行してる中小ベンチャー企業だからこそ実施して競争力を養った方が良いのですが、たとえ外部委託したとしても、自社に見合ったより良い導入方法を検討して欲しいと思います。本題から逸れそうなので以下省略。。

大変な時間とコストを掛けて下準備を整えた後に、情報設計しローンチしたオウンドメディアの結果はどうなってますか?

新しく登用したエンジン・開発したアプリは実際に目新しい以外に役立っているのでしょうか?
どこまでビジネス成果を出してますか?

上記は米国のデータですが、国内と比較しても余りに離反し過ぎるとも思えないですね。

さてさて、少し煽り気味な論調になってきましたね。。

 

ではどのように対処すればよいでしょうか?
具体例を引用しながら、次回以降に考えていきましょう。

さあ、あなたならどの様にモバイル戦略を設計して実施しますか???
次回以降も掘り下げていきます!

今回もお付き合いいただきありがとうございました。
次回も不定期ですが、またお会いしましょう。

それではまた。

 


(参考引用)
Micro-Moments:Your Guide to Winning the Shift to Mobile/Google
*1 Consumers in the Micro-Moment, Wave 3,Google/Ipsos, U.S., August 2015, n=1,291 online smartphone users 18+.
*2 Consumers in the Micro-Moment, Google/Ipsos, U.S.,March 2015, n=5,398, based on internet usersGoogle/TNS/Ogilvy, U.S., June 2014.

投稿者: nakasone@gold-planning.co.jp

執筆者:株式会社ゴールドプランニング/中曽根が、中小企業のオンラインマーケティングへの"Hot Insights"を不定期発信してます。

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