中小企業のオンライン・マーケティング:62回 モバイル制覇がマーケティング勝者になり得るか?<まとめ1/4>

こんにちは、中曽根です。
日中は汗ばむようになりましたね。新緑が眩しい季節です。

 

さて、52回より”モバイル制覇がマーケティング勝者になり得るか?”と冠していろいろと考えてきました。
今回より4回にわたりシリーズの総集編です。。
いよいよマーケティング勝者になるためのモバイル戦略についてざっくりと掘り下げてみたいと思います。

 

(本シリーズ・アーカイブス)

 

 

各販売チャネルの中でも、今日モバイルはそれらチャネルをつなぐ共通の機器となりましたね。
モバイルは更にオフラインとオンラインとを結びつける大切なデバイスであるという事実は明白です。
ここに事例をあげてみます。

 

何らかの意思決定のためにモバイル検索をしたユーザーの内で

57%以上が  オフラインショップを訪問することが多い。

 

40%以上がコンタクトポイントに電話をかけることが多い。
51%以上が買い物をすることが多い。*1

 

Photo Credit: Agent Mystery Case Flickr via Compfight cc

 

これはショップにいないケースの統計データですが、仮にショップ内にいた場合は

82%のスマホユーザーが商品について意思決定をする際に、スマホチェックをしている*2、というデータもあります。

これは米国内の事例ですので日本ではまだこれほどではないと減算しても、衝動買いはさておいて何か目的を持って買い物をするに際して、半数以上の方は店内外で事前、最中などのタイミングでスマホチェックしてますよね(笑)

 

モバイルを利用した上記のような個々の顧客接点となる瞬間においては、カスタマージャーニュー(購買に至るプロセス)において企業が上手く対応しさえすれば、新しい形のエンゲージメントを創出するし、また対応がマズければ(対応さえしていないことも多いですが…)そこで寸断する可能性もあります。

また、この”瞬間”に企業対応しているかどうかは、各メディアのタッチポイントの重要性についての仮設への実証にも繋がってきます。

すでに皆さんご承知のとおり、既存メディアとデジタルメディアをチャネル毎に使い分けるというような戦略は、もはや意味を成しませんね。

パソコンとモバイルのデジタルチャネルを分けて互いに競い合わせる、なんてことは、もはや時代遅れで言及にあたいしません。

今のユーザーはコンバージョン(顧客転換)するまでの経緯でPC、スマホ、自宅、外出先など様々な環境下で各種デバイスを駆使してます。

よって、各々のデバイスをいつ使って”購入ボタンを押すのはいつか??”というタイミングやデバイスを絞り込むことは難しいですよね。

また、モバイルからの接触(上記調査にあるサイト訪問、電話、立ち寄りなど)を意欲的にサイト目標へと昇華させるためには、各サイトやチャネル、媒体(メディアやツールなども含めて)とカスタマージャーニーの経緯点とを正確に橋渡ししないといけない、といえます。


///■ジャーニー途中離脱せずゴールしてもらうために必要なポイント■////

・コンタクトしてきた顧客はジャーニーマップの中のどの地点にいるのか把握すること

・その顧客をどのデバイスのサイトのどのページ、コンタクトポイント、ショップ、ツールなどへと繋げること

・ユーザーニーズへ正確に対応/フォーローアップすること

 

このような視点から、戦略、フレームワークの見直し、わずかな瞬間である顧客接点を次へと繋ぎ止めるための手法を次回以降エントリーで掘り下げて見ます。

(以降エントリータイトル)

63回:デバイス別サイト横断の必要

64回:販売チャネル横断の必要

65回:チーム横断の必要

 

今回もお付き合いありがとうございました。

 

次回またお会いしましょう。

 


(参考引用)
Micro-Moments:Your Guide to Winning the Shift to Mobile/Google
*1. Google/Nielsen Life360 Mobile Search Moments Q4 2012.
*2. Google/Ipsos, “Consumers in the Micro-Moment” study, March 2015, U. S.

投稿者: nakasone@gold-planning.co.jp

執筆者:株式会社ゴールドプランニング/中曽根が、中小企業のオンラインマーケティングへの"Hot Insights"を不定期発信してます。