前回は、自社サイトのへの集客・流入を促すにあたって、現状では検索サイト(エンジン)にどう対応していくかといったところが最も大きな課題であることを申し上げました。
そして中小企業にとって検索エンジンへの対策はどのように考え、どのような手段を講じていくのが得策であるかを考え、「1.現状把握」、「2.キーワードの選定」、「3.サイトへの対策実施」、「4.効果測定」という4つのポイントに絞り込み、1.2までをおはなししましたので、今回は「3.サイトへの対策実施」、「4.効果測定」について考えてみたいと思います。
シリーズ:「売れない時代の中小企業Web戦略」
第17回
プロモーション(2)検索エンジン対策「サイト対策・効果測定編」
「3.サイトへの対策実施」
さて、これまでキーワード対策を施してきましたので次には実際にサイトに対策を講じていきます。まず現状サイトのチューニングを施す場合を前提とします。
検索エンジン対策としては、現状ではテキスト内容とリンク(内外リンク)の評価が基本ですので、サイトへの対策ではまずテキストの改修を中心に展開することにします。
1.コンテンツへのキーワード設定まずは、自社のサイトマップを用意して、トップページとカテゴリー別トップページ、、、商品/サービス別ページなどに大別した場合には、下層ページに行くほど=商品/サービスそのものについてまたは、関連する副次的な具体的なコンテンツとなるわけですので、ユーザーの閲覧ニーズに明確にマッチする重要なキーワードを振り分けていきます。当然のことながら、SEOありきでページ内容と関係のないキーワードを設定したりキーワードの数量を無理に増やしたり、リンクページ(内外)を設定等は、対策ありきのマイナス査定として、スパム認識されます。ビジネス上の常識をもってそのような愚策は行わない、仮に外部から甘言で提案を受けても乗らない、というあくまでも常識の範疇内で判断いただきたいところです。そんな所に無駄な神経を使わずに、より良い商品やサービス、販促に注力いただくことの方がよほどROI/費用対効果が上がるのは明白ですね。
2.中小企業のコンテンツ対策として中小企業だからこそ自社のセリングポイント/KSFへの対策を!
ここで、考えたいのは中小企業の場合、自社の強みを発揮できる重要商品/サービスに関しては徹底的に注力いで欲しいと思います。大企業と比べ業務範疇が限られている中小企業であるからこそ、自社の主力商品/サービスに関してはセリングポイントとして対策キーワードやコンテンツのボリュームもアップさせていきたいところです。具体的に考えると、洋酒の輸入販売を行っている場合、商品ページでの紹介に加えて、ジャンル別のお酒の選び方や、ワインなどは年代別の特徴、原産地やワイナリー情報、相性の良い料理やつまみなどのマッチングやレシピなどのページ、、、要するに自社ドメイン=販売サイト内で、注力商品(例"シャトー○○19○○年"についてのコンテンツボリュームを数ページは確保していただきたいところです。単なる検索エンジン対策ノウハウは制作会社が本業ですのでそちらに任せることにして、事業会社だからこそ自社商品/サービスに対して想い入れのある情報やコンテンツを作っていただきたいです。あるいは制作会社によってはしっかりと情報収集力やマーケティング力を持ち、ユーザーを誘引できる魅力的なコンテンツを制作代行してもらえるところもあるでしょう。3.ページ内キーワード設定ページ内のキーワード設定としては、タイトルタグやH1(大見出し)、H2(中見出し)、H3(小見出し)、、の順に重要ワードを入れていきます。メタタグ内DESCRIPTION記述は検索結果でのタイトル下部に表示されますので、キーワードを入れ込んで100―130文字以内で設定しておきましょう。また、タイトルのみならず、本文にもキーワードを表現するように代名詞を商品名に置換するなどちょっとした気配りもしておきます。ページ内テキスト全体に対してキーワードの占有率が5―10%ルールなどという諸説もありますが、上述の通りあくまでもビジネス常識の範疇内であれば良いわけで、神経質になるあまりにオーバーワークになり、重要対策漏れなど起らぬよう気をつけたいところです。
以上のように中小企業での検索エンジン対策として、一般的なサイトチューニング方法がざっと挙げられます。。4.インデックス登録検索エンジンへのインデックス登録を行います。通常はサイト制作時には当然制作会社からの打診があるはずなのですが、もし実行していない場合は今からでも対策しましょう。「Yahoo検索サイトエクスプローラ」、「Googleウェブマスターツール」の2大エンジン登録は絶対必です。これらの管理画面から登録用ツールをサイトに設定して、管理画面よりサイトマップ(HTMLのコンテンツではなくXML)のファイルをアップロードし、サイトページ登録状況や被リンク先などを確認できるようになります。
「4.効果測定」
さて、これまで2回にわたり中小企業のWeb戦略として、Webマーケティングの実践するうえの基本である、検索エンジン対策/SEOの実施方法について述べてきましたが、実際に集客や拡販などビジネス成果=KPIに繋がっているか、効果測定とその方法について考えてみます。
1.対策キーワードのコンバージョン前回第16回で選出したキーワードでのコンバージョン数、率キーワード別コンバージョン数、_件、_%UPキーワード別コンバージョン率、_%UP
2.対策キーワードの訪問数/訪問率選出したキーワードの成果を測ります。キーワード別コンバージョン数、_件、_%UPキーワード別訪問率、_%UP訪問数÷検索数(Google AdWords、Yahooスポンサードサーチのキーワードツールの月間検索ボリューム)
3.対策キーワードでの滞在時間キーワード別平均滞在時間、_:_、_%UP4.検索結果順位検索エンジン別での対策キーワードでの検索結果順位検索結果順位、Google_位→_位、Yahoo_位→_位
上記が基本的な検索エンジン対策/SEOの成果指標として基本的なものを挙げてみました。基本的にSEOでの効果測定期間については月次チェックレベルで良いかと思います。
特に検索結果順位にについては、リスティング広告のように入札式+品質評価式ではないので即効性がありません、月次単位で効果測定しましょう。
また、検索結果順位では上位にランクすることにこしたことはありませんが、大切なのは1ページ目に掲出されていることです。
さて2回にわたり、中小企業にとって検索エンジンへの対策はどのように考え、どのような手段を講じていくのが得策であるかを考え、「1.現状把握」、「2.キーワードの選定」、「3.サイトへの対策実施」、「4.効果測定」という4つのポイントに絞り込み、1.2までをおはなししましたので、今回は「3.サイトへの対策実施」、「4.効果測定」について考えてきました。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。
次回からは、検索エンジン対策の次に是非ともトライしていただきたい、SEM/検索エンジンマーケティングでリスティング広告を中心に考えてみたいと思います。
次回予告
シリーズ:「売れない時代の中小企業Web戦略」
第18回
プロモーション(3)検索連動型広告-SEMのポイント①効果的な運用は?
次回も御一読いただけましたら幸いです。
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