中小企業のオンライン・マーケティング:58回 モバイル制覇がマーケティング勝者になり得るか?成果につながる顧客接点、その瞬間とはー7

こんにちは、中曽根です。
あっという間に2016年も年の瀬となりました。ほぼ月例更新となってきたソネブロも今回が今年のラストエントリーとなりそうです。
それではよろしくお願いします。
 

前回までのハイライト)—————————————
それでは続けましょう。
テーマ:ユーザーに役立つサイトになるために
ユーザーの行動を促す”僅かな瞬間/micro-moments”を4つに大別。
1. “それ”を知りたいと思う瞬間
2. “そこ”に行ってみたいと思う瞬間
3. “それ”をやってみたい/使ってみたいと思う瞬間
4. “それ”を買いたいと思う瞬間
では一つづつ、もう少し掘り下げてみましょう。
——————————————–

今回のテーマ
中小企業のオンライン・マーケティング:
58回 モバイル制覇がマーケティング勝者になり得るか?成果につながる顧客接点、その瞬間とはー7

 
4. “それ”を買いたいと思う瞬間
ユーザーを獲得するためのタイミングその4.
54回エントリーよりテーマ:ユーザーに役立つサイトになるために
の下に”その瞬間”について書いてきました。
このテーマは本エントリーで締めくくりとなります。
例えば、”5歳の子供に咳止めシロップを今購入したい”、”前回購入したのと同じ色の口紅が欲しい”などの状況ってありますよね。
化粧品売り場であっても、キッチンにいても、商店街など歩いている時も、スマホ普及の結果として、何時でも、何処でもユーザーが”それが欲しい、購入しよう”と思うその”瞬間”に企業は自社商品を販売するチャンスがありますね。
 
ユーザーの居る場所やアクセス時間、アクセスデバイスを手がかりにすることで、”ユーザーが欲した瞬間”に自社サイト・アプリをどのようにユーザーに役立たせ、購入に結びつける情報を提供できるかどうかが、これからのオンラインマーケティング成否の分かれ目となってきます。
 
この辺りは、以前のエントリー(第44回51回)でマルチデバイスとマルチアクセスの辺りでも触れました。
 
リアルショップにいても、モバイルサーフィン中でも、外出中にコールセンターに問い合わせた場合でも、”自分のニーズを満たしてくれる情報をその場で与えてくれれば、直ぐに購入に踏み切る”ということですね。ハッキリしてます。
 
 
では、データで見てみましょう。
スマホユーザー58%が、手軽に購入できる仕組みとなっているモバイルサイト・アプリの方から購入するだろう、としてます。*1
また、同59%が、そのようなサイト・アプリの企業の方が好感を持てると答えてます。*2
 
 
ここで米企業事例です。
自動車保険会社のイーシュアランス社は、ユーザーはスマホサイトを便利に利用している一方で、時にはオペレーターに直接問い合わせたいニーズもあるとして、広告にclick to call(コールセンター電話リンク)を設定しました。
これによって消費者の
 
”~~を知りたい”、
”もし、~~なら加入したい”、
”いい保険なら直ぐに加入したい”
 
などといった、ユーザーが欲っするその瞬間に対応出来る方法なら、何でも取り組
もうというその姿勢によって多くの新規ユーザーを取り込むことに成功したそうです。
 
その結果、同社は単年でスマホサイトのアクセスが200%アップし、スマホ経由で以前の3倍の顧客を獲得するに至ったとの事です。
最近は検索連動広告でも広告表示オプションメニューが本格的に稼動し始めましたね。コールアウト表示やサイトリンクなど積極的に利用したいところです。
 

Photo Credit: visitbasis via Compfight cc
 
さあ、これまでの4つのユーザーの行動を促す”僅かな瞬間/micro-moments”について
 
1. “それ”を知りたいと思う瞬間
2. “そこ”に行ってみたいと思う瞬間
3. “それ”をやってみたい/使ってみたいと思う瞬間
4. “それ”を買いたいと思う瞬間
 
これらを総括すると、最近のスマホユーザーは以前より増して移り気で、より使いやすく役立つサイトへと直ぐに遷移してしまう状況です。
 
自社サイトはこの状況についていけてますか?
 

ここで質問です!!
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1.
自社業界、商品、サービスについて、ユーザーはどんな情報ニーズがあると思いますか?
2.
ユーザーは自社から購入したいと好意的でしょうか?かれらに最寄りショップ・ショールームなどの場所を提示したり、スマホサイト・アプリあるいは検索結果で在庫の有無やサービス中か否かなどをハッキリと提示できてますか?
3.
自社商品を用いてユーザーはどんなことをしますか(例えば、料理を作る、サービスなど予約する、怪我を予防するなど)?彼らが遭遇する”その瞬間”に彼らを手助けするハウトゥ動画コンテンツなどを公開してますか??
4.
自社商品はどのような場所で購入されますか? ショップ店内・ショールーム・商談会場などにいるあるいは外出中で、自社商品を購入/取引しようとしてくれているユーザーに対して、どれだけのオンライン・サポート体制を整えてますか?
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B to C、B to Bに関わらず、モバイルコンバージョンの増加を目指すなら大きなヒントが見え隠れしてますね。

上記を自問して戦略を新たに立てる、見直すなど、これから出来るところからでもアクションしてみませんか?

最後の質問!!

さあ、皆さんモバイルコンバージョンに来年以降どう対応しますか??
 
今年もお付き合いありがとうございます。
次回不定期ですが、来年またお会いしましょう。
 


(参考引用)
Micro-Moments:Your Guide to Winning the Shift to Mobile/Google
*1*2 Consumers in the Micro-Moment, Wave 3, Google/Ipsos, U.S., August 2015, n=1,291 online smartphone users 18+.
 

中小企業のオンライン・マーケティング:57回 モバイル制覇がマーケティング勝者になり得るか?成果につながる顧客接点、その瞬間とはー6

こんにちは、中曽根です。

前回までのハイライト)—————————————
それでは続けましょう。
テーマ:ユーザーに役立つサイトになるために
ユーザーの行動を促す”僅かな瞬間/micro-moments”を4つに大別。
1. “それ”を知りたいと思う瞬間
2. “そこ”に行ってみたいと思う瞬間
3. “それ”をやってみたい/使ってみたいと思う瞬間
4. “それ”を買いたいと思う瞬間
では一つづつ、もう少し掘り下げてみましょう。
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今回のテーマ
中小企業のオンライン・マーケティング:
57回 モバイル制覇がマーケティング勝者になり得るか?成果につながる顧客接点、その瞬間とはー6
3. ”それ”をやってみたい/使ってみたいと思う瞬間
ーザーを獲得するためのタイミングその3.

 
例えば、
男性の場合だったら日曜大工の木工加工などの場面で最近では必須の道具となってきたインパクトドライバー(電動ドライバー)、電気ドリルなどをどの様に使ったら失敗しないか、または上手な使い方が分からないような時や、
女性だったら女優やモデルのようなメイク方法、流行のヘアースタイルを簡単にできるヘアケア製品の使用方法を知りたい時などなど、
 
こんな時に、スマホでチェックしたら、分かりやすくその方法を解説してくれる動画があったら、何より先にそれをチェックしたいですよね。
そうです、これが3番目の”やってみたい/使ってみたい”とユーザーが思うタイミングなんです。
 
北米では、このような”ハウツー動画”が調査年では1億時間以上も閲覧されている*1というデータがあります。
また、53%のスマホユーザーが、製品の使い方や、ノウハウなどを教えてくれる動画のあるサイト、アプリを提供する企業に好意的であり、また48%のユーザーは、そのような企業・ブランドから購入するするだろう*2と回答してます。
また、このようにスマホで興味ある動画や広告をチェックすることによって、ブランドとの繋がりを感じるユーザーは、TV視聴者の2倍近くに達している*3とのことです。
モバイル環境のビデオ視聴画面は3-8インチとTV画面に比べたら小さく、ブランド浸透には大きな影響がない、または適していない、という旧来の戦術論者も見受けられます。たしかに芸術的・視覚的に画素数が足りないという意見は正論だと思います。
ただし、上記あるように、ユーザーの”今やってみたい”という瞬間に、動画提供によってそれをほぼ無償でサポート・解決してくれる企業・ブランド・サービスを体感したなら、
そのユーザーにとっては、”個人的なブランドに対する繋がり感・信頼感・親近感”などが、いちどにとは言わないまでも徐々にナーチャリング/育成されてくるのではないでしょうか?
 
上記事例はGoogle社調査なので、否が応でもコンバージョン重視で帰着してますが、AISAS、AISEASなどの購入ファネルの各段階においても確実にユーザーのブランドエンゲージメントを促す戦術の一つと言えるでしょう。
 
 
さらに進めましょう。
 
またまた、当ブログの”中小企業のための”という前提を覆す予算のかかってるネタで恐縮ですが、先進事例ということで容赦を…。
米国ホームデポとうDIY用品企業では、数年前からユーザーがスマホからハウツーを学んでいる、また効果的な動画をyoutubeで探している、ということを確認しました。そこでマーケターは、ハウツー動画をシリーズ化することに戦術を転換したのです。
結果として、今日ではシリーズのトップ10では4,300万ビュー以上も獲得するという大成功を手にしたということです。
実際にチェックアウトしてみてください。
私はその瞬間にありませんが、観るだけでも以外に面白いです。個人的に”塩ビ製のビニールフェンスの建て方”なんかいかにも米国っぽくて面白かったです、とくに穴掘りドリルが面白い!(笑)
The full Home Depot “how-to” collection
https://www.youtube.com/user/homedepot/videos
hd
 
次に、世界企業も覗いてみましょう。
ユニリーバー社では、美容メーカーがオンラインではヘアースタイリングのハウツー・コンテンツがまだまだ足りないと認識し、Google社担当と、オンラインマーケットで関連のワードの検索状況、などをチェックした後にオンラインマーケットへ着手しました。
自社のブロガー(大企業ですので多くのブロガーを抱えてるわけですね)向けに、新たにyoutubeチャンネルを
All Things Hair を開設しました。チャンネルでは女優・モデルなどが同社製品を使用して様々な髪質タイプや様々なヘアースタイリング方法をインタラクションしています。
この結果、同社はyoutubeでNo,1ヘアケアブランドとなり、同チャンネルは5,000万ビューを獲得するに至ったそうです。
ここではUSを紹介します。
https://www.youtube.com/user/allthingshairUS
ath
 
どうでしょう、みなさんも
ユーザーを獲得するためのタイミングその3.”やってみたい/使ってみたいと思う瞬間”
をご理解いただけたと思います。
どんな企業でも自社のオリジナルブランドやサービスはあるものです。
それを、ただ従来どおりに営業重視で販促するのみといった、マーケティング2.0以前の手法では、
もろもろ立ち行かなくなってきた時代になってきましたよね。
 
そこでこの3つ目のタイミングのように、ユーザーのナーチャリング、エンゲージメントなどを商機ととらえられるか否かが今後のマーケティング成果を左右していくような気がします。
この”タイミング”でマーケティングの検討をオススメします!!
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
次回も不定期ですが、またお会いしましょう。
それではまた。
 


(参考引用)
Micro-Moments:Your Guide to Winning the Shift to Mobile/Google
*1 Google Data, 2015, North America. Classification as a “how to” video was based on public data, such as headlines, tags, etc., and may not account for every “how to” instructional video available on YouTube.
*2 Consumers in the Micro-Moment, Wave 3, Google/Ipsos, U.S., August 2015, n=1,291 online smartphone users 18+.
*3 Google/Ipsos Brand Building on Mobile Survey, February 2015.

中小企業のオンライン・マーケティング:55回 モバイル制覇がマーケティング勝者になり得るか?成果につながる顧客接点、その瞬間とはー4

こんにちは、中曽根です。
 

前回までのハイライト)—————————————
それでは続けましょう。
テーマ:ユーザーに役立つサイトになるために
ユーザーの行動を促す”僅かな瞬間/micro-moments”を4つに大別。
1. “それ”を知りたいと思う瞬間
2. “そこ”に行ってみたいと思う瞬間
3. “それ”をやってみたい/使ってみたいと思う瞬間
4. “それ”を買いたいと思う瞬間
では一つづつ、もう少し掘り下げてみましょう。
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中小企業のオンライン・マーケティング:
55回 モバイル制覇がマーケティング勝者になり得るか?成果につながる顧客接点、その瞬間とはー4

さていよいよ、4つの行動を促す”僅かな瞬間/micro-moments”より、今回取り上げるのは

1.ユーザーが”それ”を知りたいと思う瞬間に、自社が役立つ方法とは?

 
ユーザーを獲得するための最初のタイミングです。
例えば、
”健康的な食生活の方法は?”などから、
”よちよち歩きの子供を乗せるのにベストなSUVは?”、
”クレジットローンの与信は大丈夫?”、
などなど消費者がその場で知りたいと思う瞬間は様々なケースがあり、そんな”知りたいと思う瞬間”には先ずスマホで検索してみますよね。
 
また、長年購入検討をしてきた家などの高額品に対しても同様で、彼らが「知りたいっ」と思った瞬間にいつでも、スマホは少しずつどんなものを自分が欲していたかを導くヒントを提示してくれますよね。
データで見てみると、
今まで長期に計画してきた目標(例えば住居の購入など)や、多くの検討過程を必要とする投資などにおいては、90%以上のスマホユーザーが外出中にスマホで前進するヒントを得ているとあります。*1
 
ごくごく当然ですが、携帯デバイスなので、”知りたい時”には即効で使える点がデスクトップ環境とは違うわけですね。
また、あたかも「買って、買って」と迫ってくるようなコマースサイトよりも、より役立ち勉強になるような、有益な情報を得られるようなサイト、いわゆるコンテンツマーケティングを実践している通販サイト・ブランドに魅力を感じるものです。
近年ではブランドのエコ、福祉、ボランティアなどの活動、営業外活動、CSR等にも目を向けた上でブランド選択をするという、感度の高いユーザーも増えてきてます。
これも当たり前と言えば当たり前で、価格が格段に安くかつ購入元も安心できるならそちらで購入するでしょうが、数ある通販コマースサイト野中から、値段も拮抗している中からあえて選択をするとしたら、ブランドをエンゲージ/信用して長期に付き合いたいと思うことのできるサイトから購入したい、というのは当然の理ではあるでしょうね。
また、ユーザーの端的ニーズを表してるのが
69%のスマホユーザーが、彼らの疑問への解を容易に見つけられるサイト・アプリを提供する会社から購入したいとうデータがあります*2
要するに、”これはリアルのショップ同様に仕事の出来る店員がいつでも配備されたコマースサイト・アプリを準備しないといけない”ということに尽きると思います。
 
また、上記住宅の購入のような長期間にわたり購入検討する経緯/long-term goal or customer-journyの例として、Google社はRealtor.comという不動産会社を挙げてます。理想の家を得る方法として様々なターゲットを対象にしたコマーシャルでユーザーに興味喚起させているようです。
Youtubeのブランドチャンネルなので予算がかかる手法かもしれませんが、まぁ参考に覗いてみましょう。コミカル仕立てで息抜きできますよ。
https://www.youtube.com/user/RealtorDotCom
realtor_youtube
 
実際に覗いてみると分かりますが、
彼らは、長期の検討期間の購入ファネル(AISAS、AISEASのような)の最中にいる潜在顧客に向けて、段階的に彼らのニーズを掘り起こす役目として、Youtubeの短尺2分以内の動画のバリエーションを組み立てサイトへの誘引を行ってます。
”そんな(動画のような)状況にある方(ニーズのある方)”このサイトを覗いてみてください。もっとたくさんのためになるヒントがありますよ!!
的な誘い方です(笑)
 
そこでは人生での大きな買い物の一つである”家を持ちたい”というニーズに伴って発生する疑問点や不安などを払拭する動画から始まり、あなたに最適な家を探すため ”get more tips”として様々な動画を紹介してます。参考になりますね。
結果として、Realtor.comはYoutubeの第1週で400,000viewを獲得するなど大きな成果を得たそうです。
 
往々にして自社満足に帰結しがちになってしまう広告的ブランド訴求にあらず、動画を上手にオンラインマーケティングに役立てている事例です。
この事例では、段階的にステップを踏ませる動画構成こそが大切であり、登用する女優、クリエイターも優秀なのであります。要はどの外部事業者を選ぶかでも変わってきますね。
http://www.realtor.com/dreamwithliz/
 
realtor.comスクリーンショット
 
今回の事例は中小企業向けの手法としては予算過多かもしれまんでしたね。しかし、参考になる部分は多々あります。
自社なりに工夫+アレンジすれば、どのようにでも実施は可能です。動画マーケティングは今やハードルは高くありません。極端な話、企画とスマホと社員出演者が揃えば実施可能ですから、マス広告できない中小・ベンチャーこそ是非トライすべきなんです。
さあ、あなたならどの様にモバイル戦略を設計して実施しますか???
次回以降も掘り下げていきます!
 
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
次回も不定期ですが、またお会いしましょう。
それではまた。


(参考引用)
Micro-Moments:Your Guide to Winning the Shift to Mobile/Google
*1 Consumers in the Micro-Moment, Wave 2, Google/Ipsos, U.S., March 2015, n=5,398, based on internet users.
*2 Consumers in the Micro-Moment, Wave 3, Google/Ipsos, U.S., August 2015, n=1,291 online smartphone users 18+.

中小企業Web戦略:第24回 中小企業のtwitter活用-実践編2

中小企業Web戦略:第24回 
中小企業のtwitter活用- 実践編2
こんにちは、中曽根です。
さて、前回はtwitter活用-実践編として、運用方法と投稿ツールなどについて考えました。
今回は実施中のtwitterの企業アカウントの運用経過報告のポイントについて考えてみたいと思います。
広告効果測定よりは、プロモーション運用報告なので特に難しいところはないでしょう。ただ基本としてのポイントと効果測定の指標については押さえておきたいところです。
便利な効測ツールも充実してますので併せて紹介します。
基本はtweetのログ保存
中小企業のtwitter活用で、まずやっておきたいのが企業そして発信した内容の保存でしょう。
どのようなつぶやきをしたのかは一覧で確認で きる、あるはcsvなどで記録しておきたいところです。もちろんサイトアクセスすれば一覧をみることが出来ますが、便利なツールも紹介しておきます。
活用できるツールは「Twilog」アカウントを指定すれば一覧をCSVでダウンロードできます。また、ニュースリリースでの新製品発表やイベ ントをリアルに中継するなど、特定期間や#/ハッシュタグを利用した投稿などを取りまとめておくのに便利なのが「Togetter」です。
利用方法はいたった簡単ですのでここでは触れません。
効果測定の基本
1.フォロアー指標
twitterの効果測定でまず抑えておきたいのが、フォロアー数の推移。
これも日々チェックして記録するのはきついので、気になるベンチマーク先のフォロアーを含めて過去3ヶ月のフォロアー推移をグラフにしてくれる「Twitter Counter」はとても便利です。
フォロアーの増加ペースや競合の状況なども踏まえて、運用の指標や改善に役立てられます。
2.投稿指標
次には投稿状況の把握。実際のユーザの投稿数などをチェックするツールとして、「TweetStates」は、日別、時間、曜日別投稿数、数量推移等が見れ、自社のリリースなど投稿に合わせたユーザのレスのチェックなどを図るのに効果を発揮します。
3.トラフィック誘導指標
次には、広告等のメディアとプロモーション・ミックスを展開する際にtwitterからトラフィック誘導にはどの程度効果があったのかは、報告に入れておきたいところですね。
ここで使えるのが「Backtweets」。指定URL(短縮URLも可)がどれだけtweetされたかチェックできます、メールで受け取ることも可です。
<効果測定のまとめ>
ここまでは、twitter上での効果測定を上げましたが、自社サイト、誘導先サイトなどでの測定も欠かせません。必要なのはトラフィックユー ザ獲得数で、Googleアナリティクスを使用す場合ならカスタムセグメントでtwitterサイト経由を指定し、他の広告流入ユーザとの差異をチェック しておきましょう。
基本的には、広告、プロモーションの利用媒体別にユーザ獲得量や、ユーザのサイト回遊状況、離脱状況などを把握することで、次のプランへの改善材料を抽出し、徐々に段階を追ってROIを高めていきましょう。
以上2回に渡り、中小企業のtwitter活用について、アウトラインをなぞってみましたが、プロモーション策定においては個々の企業に合わせた調整や設計が必要となります。
ただ、実施に多くの手間を経ても基本的には、外注費用は”twitter企業アカウントは基本タダ”であるtwitterであり(プロモーション費用は有償)、その運用効果はやり方しだいで今までの媒体に単純に比較できませんが、多くのものが期待できます。
これを機会に導入検討してみますか??Ww
今回もお付き合いいただきありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。
次回予告
中小企業のWeb戦略:第25回 中小企業の広告展開-バナー広告編


中小企業Web戦略:第23回 中小企業のtwitter活用-実践編

中小企業Web戦略:第23回 中小企業のtwitter活用-実践編
こんにちは、中曽根です。
前回では、”中小企業のtwitter活用-導入編”として、導入の可否、下準備や根回し、活用方法など列挙してみました。
今回は実践編として、実際にtwitterの運用方法としての投稿ソフトやフォロアー対応などについてなど考えてみたいと思います。
twitterの投稿や返信、RT、QT、D.メッセージなどの基本的なhow toはすでに周知のこととして、本ブログではどう運用していくかという視点から中小企業のWeb戦略へと繋げていければという目的で綴っていきます。
中小企業Web戦略:第23回 中小企業のtwitter活用-実践編
1.誰が担当となるのか、担当者は一人か複数か?
運用確定後に一番のポイント(実際はババ抜きという感じでしょうがw・・)となるのが、担当決めです。Web担当と同様に往々にして、Webリテラシー多少の尺度からほんとに入社数年、極端には新人などが抜擢されるパターンもありがちです。
がしかし、twitterの場合はサイト設計・運用ほどの専門知識は必要も無くどちらかといえば、事業主体を十分に理解している各事業部や販 促、宣伝を縦横に俯瞰しハンドリングできる(すべき)、広報やブランド戦略室などのセクション/中小企業で言えば、社長直轄セクションなどが適任だと思い ます。
また、前回の”運用ポリシー”でも触れましたが仮に、投稿は告知のみとせずにコミュニケーションをとる場合には、”返信”が当然必要です。その場合、botなどのシステムを利用しなければ、担当者のレス入力のアクションが必要になります。
当然のことながら、24時間投稿は入ってくる体制ですので、レスの権限を担当に与えたとしてもレスを入れるにも、夜中や休日といったことも含めリアルタイムにはできないわけです。
そこで予め運用ポリシーをアカウント設定時に決め、どのように投稿にたいするレスの期限とかオープンにすることも考えられます。
それと同時に、投稿内容のチェック方法はどうするか、レスの対応権限はどこまでの範囲にして、誰に託すのか等‥、詳細を詰めておきます。以外と時間かかり大事な部分ですのでじっくりと経営層も交えて事前に取り決めておきたいポイントとなります。
2.どのように運用すれば良いのか?
さて、ここで中小企業がtwitter運用する際に便利なツールを探してみたいと思います。ツール比較は主眼としいないので列挙はせず、代表的な例を上げます。
まず代表的なものとして挙げられるのが、CoTweet(R)。名前からして企業用ツールです。アメリカのソーシャル系企業のソフトでスタン ダードエディションならFreeです(これもご多聞に漏れずFREEMIUM)。かのコカ・コーラ社やマイクロソフト社など錚々たる企業も採用してる企業用クラ イアントソフトです。
facebook連携やSlesforceと統合、投稿履歴制限フリーなどが出来ませんが、中小企業なら当然スタンダードエディションで十分です。
http://cotweet.com
使えるポイントとして、
1. 1アカウントに対し複数担当者を設定可能
2. 複数アカウントに対し複数担当者を設定可能
3. 運用リーダー設定の基、投稿内容に対して各メンバーへ対処依頼出来る
4. 予約投稿機能設定が可能
5. 投稿アカウント/内容の管理が可能
ポイント1.2.に関しては上記説明の通り大体ご想像つくかと思います。ポイント2.では前回既出の”常設アカウント”、”臨時アカウント”などの使い分けも可能となるわけです。
“中小企業のtwitter運用”なので今回特筆したかったのは、ポイント3.4.5.です。
中小企業なのでコーポレートアカウントで常設というパターンが一般的だと思います。
そこで、まずポイント3.で、チーム運用を容易にしてくれる機能です。
例えば、リーダーがある部門長で、メンバーは当該部署の代表者もしくは代理者だと仮定します。
その場合、かりに営業的投稿に関しては営業部門へ、販促的投稿に関しては販促部門へと・・・、リーダーがクライアント上で指示し、受任者にはメール通知されるという点。
各メンバーがiPhoneを始めとするスマートフォンを携帯していれば、外出時もPOPやIMAPメール対応可能なわけです。”ソーシャル系クラウドサービスにはスマートフォン”が必携とはこのことですね。。
次にポイント4.では、例えばニュースリリースを指定日時に発する予定があり、同時にtweetして話題性喚起を狙う場合などに使えるので、”タイミング”の機会損失を防ぐことが出来ます。
さらにポイント5.では、投稿ユーザアカウント毎にコミュニケーションを時系列でチャットのように(丁度iPhoneのSMS/MMSのよう に)親しみやすいUIで可視化してくれますので、フォロアーや一般投稿者からの投稿に対して、うっかりの”対応漏れ”なども防ぎ円滑にコミュニケーションできます。
また
、企業として注目すべき投稿内容なども直ぐに一覧 できますので、仮に上層部などへの報告、決済が必要な場合にも”使えるTL”となり得ます。
実務的な話から一歩階段を上がって俯瞰してみる
“中小企業のtwitter活用”とは、単純に不特定多数に向けたメッセージボード/媒体にとどめずに、ささいな楽しいtweetであっても企 業にとってリリースと同列に配置されるものであり、特にコーポレート常設アカウントにおいては、顧客や潜在層などを含めた”ユーザとのエンゲージメント”たる”ステートメント”と受け取られる、ということがお分か り頂けると思います。
そして事前の企画策定とオペレーションの善し悪しで成果は分断されてくると思います。
さて、次回は”中小企業のtwitter活用”での効果測定について考えてみたいと思います。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
次回予告
中小企業Web戦略:第24回 中小企業のtwitter活用-実践編2
効果測定について

中小企業Web戦略:第22回 中小企業のtwitter活用-導入編

中小企業Web戦略:第22回中小企業のtwitter活用-導入編
さて、久しぶりの投稿となりますが皆さんいかがお過ごしですか?
10月ともなるとバタバタと年末や翌年に向けた準備も始まっていることかと思います。
さて、今まではシリーズで中小企業の抱えるWeb対応について、戦略の立て方から制作、成果を上げるための運用という視点からご一緒に考えてきました。
今回からは、既に出来上がっている(あるいは自社広報サイトとしてガチガチに仕上がってしまっている???)サイトを基盤として、それを前提にどのような手法を使っていくことにより、中小企業の業務成果=営業成果へと繋げていくか?
いわゆる、ネット・マーケティング(やや抽象的な表現となりますので、一般的なマーケティング業務におけるネット領域ですべきこと、と基本ご理 解ください。)を中小企業でどのように担当者の方、関連部署、上司、経営層が理解し運用していくべきか、について有るべき方向性を探していきたいと思いま す。
では、本題に入りましょう。以前も他エントりーにて少し話題に上り、折に触れtwitterについてきちんと本エントリーします、と前振ってきました手前、まず今回は”中小企業のtwitter活用”について考えます。
尚、本ブログでは忙しい方にもさらりとお目通しいただきたいので、ポイントを”結論”としてその理由を3行程度にまとめていくスタイルにしていこうと思います。
中小企業のtwitter活用-導入編
1.twitter利用判断は、成果指針・目的と擦り合わせた後
・ネットで数多くのターゲットユーザにリーチ(PR・ブランドやキャンペーンなど認知訴求や最新情報の発信)したい、またそのような手段が今までアナログに頼っていて、手間や予算の削減に悩んでいた。。
・今まで電話やメールだけでユーザ対応していたが、さらに機会損失を減らしユーザ取りこぼしの無いようにユーザ・コミュニケーションの場を必要としている。。
・集客や販促の告知手段として広告・チラシ(新聞、サンプリング)等の効果倍増を狙いたい。。
・本サイト(ランディングページ)へのトラフィック誘導を図りたい。。
ザックリとこのような場合にはtwitterは持ってこいのツールだといえます。。又一般的にtwitterはBtoC企業には親和性が高いですが、BtoB企業においても十分活用できます。
とにかく、twitterを活用すること自体が目的ではありませんので、流行りに左右され近視眼的にならぬようにしましょうWw
2.運用ポリシーの策定
いざ、運用するとなったまず手始めには運用ポリシー/マニュアルを考えましょう。自社の社風や雰囲気あるいは、敢えて柔らかい雰囲気で擬人化ささせた運用キャラクターを設定するなどの変化球も考えられます。
このあたりは上層部と現場との考え方をすり合わせるプレゼンが必要になってきますので、しっかりとした説明をご担当者または外部ブレーンと協議しましょう。以下に大まかなポイントを挙げてみます。
・どのような情報を配信するのか?(敢えてオープンに告知するのか)
・どこまでの情報をオープンにするかの線引き
・マネジメントシステム・コンプライアンス部署のガイドラインとの調整
・公式アカウントにするのか、非公式にするか
・誰(個人では限度があります)どの部署・チームが担当するのか
・ユーザから見た”どんな人”が喋るのか、パーソナリティorキャラクターの設定
・bot(自動応答システム)を利用するべきか
・情報の取扱いは、”発信のみか”、”双方向のコミュニケーション”とするのか
・投稿内容のチェック方法と体制
・フォロー可否、フォロー返し可否
・投稿対応への権限設定
・効果測定方法、経過/結果報告のタイミング
・その他(一気に綴ってますのでこの程度でご勘弁ください。)
このように最低限レベルをざっと列記してみましたが、担当者サイドでは上層部にプレゼンする際には事前に他部署のキーマンとも根回しをしておきたいところですね。
またキャンペーンなどの数カ月単位のアカウントではなく常設アカウントの場合、マニュアルを一から制作するには多くの時間と手間がかかるので、 基本事項とリスク対策を中心に外堀を埋めていく形で、まずは担当者レベルで策定していき、運用に伴い完成させチームレベルでのきめの細かい運用に昇華させ ていく、という方法も考えられます。
3.閑話休題/どんな風にtwitter活用してるか
常設アカウントの事例として、例えば大手小売店舗ではユーザーが欲しい物などを投稿すると鴨をキャラクターとしたbotシステムが在庫チェック して呟く、など大きな話題となった常設サービスもあったり、金融系サービスではスーパーの店員風にサービスを紹介する、などの独創性でユーザ・コミュニ ケーションを行っている。
キャンペーンなど期間限定アカウントでは、”認識共有”として「それあるよね」という事象を募集したり、商品化の可能性を示唆してユーザから の”アイディア募集”、”クイズ出題”、”イベント連携”、”twitterアイコンを募集してコンテンツ作成”などユーザ参加型の面白い施策にも仕立て られるようです。
今回は、中小企業のtwitter活用での導入編としてエントリーしました。
お付き合いありがとうございました。
次回は、実践編として中小企業のtwitter活用での運用方法について投稿ソフトや効果測定についても考えてみたいと思います。
それでは、また次回お会いしましょう。。
次回予告
中小企業Web戦略:第23回中小企業のtwitter活用-実践編